　2月とは思えないぽかぽか陽気の18日、
「学問の神様 = 菅原道真公」をお祀りする
太宰府天満宮へ参拝と観梅に訪ねました。
今回はちょうど1年ぶりの参拝でしたが、
今年の方が梅林は見頃になっていました。

　日曜日の午後ということもあり、
沢山の参拝者でいっぱい。
韓国や中国、その他外国からの来訪者の方々が
日本人より多かったかもしれません。
太鼓橋前の鳥居のそばにある「御神牛」像の前、
そして、手水舎そばの「麒麟」像の前には、
撮影待ちの長い列ができていました。

　そして、本殿に向かうと、
今までに見慣れた本殿ではなく、
斬新なデザインの「仮殿」が。
"令和の大改修"に伴う特別の「仮殿」とのことで、
屋根の上に樹木が配置されている
一度目に留まるとしっかりと記憶に残る建物で、
今の時期ならではの天満宮の光景。
菅原道真公は微笑んでいらっしゃることと
思いました。

　広い神苑の梅の花を楽しみながら歩くと、
桜とは異なる梅の花の魅力を感じました。
万葉の歌人たちが「梅花の宴」を楽しんだ太宰府は、
元号の「令和」ゆかりの地として有名になったことで、
以前にも増して福岡県を代表する観光地となりました。

　天満宮の参道や神苑を歩くと、
大宰府名物の「梅が枝餅」のお店が何軒もあります。
「梅が枝餅」を食べ歩きする人もいっぱい、
焼き立てならではの美味しさが、
見ている私にも伝わりました。

　そして、参道では建築家の隈研吾氏設計の
STARBUCKSのお店にも目を引かれます。
木組みのデザインで周辺の店舗と馴染んだ店構え。
店内にも木が沢山使われていて、
ホッと一息のコーヒータイムを楽しめます。
空席を見つけるのは大変かもしれませんが。

　太宰府では約1時間半の滞在でしたが、
学問の神様の御神氣に触れ、
梅の花々に心和むひと時でした。
次は、花菖蒲が美しい6月の参拝を
楽しみにして太宰府を後にしました。

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