神在月の出雲へ

 八百万の神々が出雲へ集われる旧暦の神無月は、
出雲では「神在月」と呼ばれます。
神在月初日の10時に、
私は東京の友人と出雲市駅で待ち合わせて、
2日間の「神恩感謝」の参拝旅行をしました。

 出雲空港到着時は雨、
11時半に日御碕神社に着いた時は小雨になり、
参拝を終えると雨脚が強くなり、
その後晴れ間が出たり、また雨になったりと、
目まぐるしく天気が変わる寒い一日でした。

 寒波到来で日御碕では強風で白波が大きな音を立てて
岩に打ち付ける絶景。
人のいない展望台から海に向かって倍音発声すると、
大自然と一体となったような心地良さを感じました。

 稲佐の浜では青空が見えて、
強い日射しが海面を輝かせていました。
22日夜の「神迎祭」で、
八百万の神々が稲佐の浜においでになる様子を
思い描きながら、砂浜にしばし佇みました。

 そして、出雲大社へ参拝。
出雲参拝の旅は4年ぶりで、
この4年間に様々な良縁に恵まれたことに
心より御礼申し上げました。

 翌日は電車とバスを利用して美保関へ。
えびす様の総本宮、美保神社ではご祈祷を受けました。
祝詞奏上の朗々としたお声が拝殿に響き、
身が引き締まる思いでした。
そして御神楽の鈴の音、笛の音は、
清らかに空間に響き渡り、
目を閉じていると時空が重なっている感覚になりました。


 大国主大神(だいこくさま)を祀る出雲大社と
事代主神(えびすさま)を祀る美保神社を
参拝することを「両参り」と呼ぶそうです。


『 出雲大社と美保神社をセットで参拝する
「えびす・だいこく両参り」は、
江戸時代に盛んに行われるようになった風習で、
出雲の国譲り神話に縁をもつ』
(JR西日本のJRおでかけねっと記事より)

 神様のお導きによる初めての「両参り」、
有難く思いました。

 美保神社を後にして、美保関灯台まで、
片道2㎞を徒歩で往復。
展望台からは隠岐の島を遠望できました。
人のいない展望台から日本海に向かって、
前日同様に意識を宇宙に繋げて倍音発声をすると、
トンビが近づいてきて私達の周りを旋回、
優雅な舞姿を見せてくれて、
私の声に応えてもらえて嬉しくなりました。

 美保湾の対岸には初冠雪の大山が望まれて、
その美しさを何度も写真に収めました。
御神氣を身に受けて、
出雲地方の古代からのエネルギーにも触れて、
年末から来年へと前進する力を頂いた
感動の旅となりました。

 友人が帰宅すると、
猫ちゃんがいつもとは違う動きをしたそうです。
きっと出雲のパワースポットエネルギーを
感じたのでしょう。

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